世界三大珍味をみなさん直ぐ答えられますか?そうです、世界三大珍味は「キャビア・フォアグラ・トリュフ」ですよね。その中の一つ「キャビア」の国産キャビアが凄いということを皆さんご存知でしたでしょうか?まず、キャビアに純国産のものがあること自体ご存知じゃない方も多いかと思いますので、純国産キャビアの実態についてご紹介します。
キャビアとは
出典:http://lifestyle-plus365.com
キャビアとはチョウザメの卵を塩漬けにしたキャビアは世界三大珍味の一つです。もともと高価なキャビアなのですが、チョウザメの乱獲を防止する規制強化でキャビアの価格が世界的に高騰し、近年は更に価格高騰が際立ってきています。価格が高騰してしまっていても世界3大珍味としてキャビアは世界が消費するので、天然の漁獲量が減っていっている現状にがある一方、需要は高まり続けています。そのため、今後は養殖でのキャビアの価値がますます高まると言えるでしょう。
国産キャビアはどこで生産されている?
養殖技術の先進国日本は、大変難しいと言われているチョウザメの養殖に挑戦しています。チョウザメの養殖はかなり難しいとともに、時間のかかる作業といわれます。チョウザメが卵を持つまで、つまりキャビアをつくるまでは少なくとも8~10年かかるといわれます。その間は投資だけの時間となりますのでリスクもあります。チョウザメを失ってしまう危険性もありますし、キャビアの価格が10年後に下がっている可能性もあります。
しかしそんなリスクもありながら、日本では各地でチョウザメの養殖に挑戦しています。
参考:
http://bylines.news.yahoo.co.jp
▼国内でキャビアの養殖に挑戦している県
高知、愛媛、愛知、広島、岡山、宮崎、岐阜、岩手(釜石※)
※釜石は、東日本大震災による津波被害によって養殖場は壊滅的打撃を受け、釜石キャビア株式会社も解散したため生産再開は困難とされています。
出典:宮崎県小林市HP
http://cms.city.kobayashi.lg.jp
2015年、年内にも国産キャビアが世界に届く?
2015年9月18日、経済経済産業省と水産庁は国産キャビアの海外輸出を解禁したと発表しました。
キャビアが採れるチョウザメは、絶滅の恐れからワシントン条約で国際取引が制限されていましたが、解禁に先立ち、生産施設の登録や容器に国際統一ラベルを貼るなど、輸出に必要な制度を導入しました。キャビアの生産・販売に力を入れる宮崎県の要望を受けて、水産庁が養殖場や加工施設の管理体制を審査し、施設登録書を発行するほか、経産省が輸出許可書を発行するなどのルールを整えました。実は、宮崎県は2年前から政府に輸出ルールの整備を求めていたのです。
今回の大きな政府の動きにより、このまま順調に進めば、今年度中にも第1号の国産キャビアが世界へ輸出される見通しだそうです。日本国産のキャビアが世界に届くのもそう遠いことではないんです!
参考:Yahoo!ニュース 国産キャビアの海外輸出解禁 今年度中にも第1号
http://headlines.yahoo.co.jp
国産キャビアはこれから世界へ輸出していくとますます注目が高まることになるでしょう!日本は高い養殖技術を持っています!これからの発展が楽しみですね。
Tags: キャビア 国産