皆さんもご存知、世界の三大珍味といえばフォアグラ、キャビア、そしてトリュフですよね。食の世界は深いもの。トリュフの中でも白トリュフなるものをご存知でしょうか。今までトリュフを食べたことがある方でも、そういえば黒いトリュフだったかも?という方がほとんどのはず。今回は幻の高級食材、白トリュフについてご紹介します。
1. 白トリュフとは
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皆さんは白トリュフをご存知でしょうか?よく目にするキャビアやフォアグラと並ぶ世界三大珍味の「トリュフ」のイメージと言えば、外が真っ黒ではないでしょうか。その外見から黒のダイヤとまで言われています。しかしこれからご紹介する白トリュフとは、実に幻の高級食材と言われる一品なのです。
トリュフは、カシやブナなどの樹の根に寄生するキノコの一種です。地表から20cm程度のところで一生を終えるため、地表に出てくることはありません。地表に顔は出さないものの、熟れると独特の香りを出して他の生物に存在を知らせます。この香りこそ、私たちが虜になるものなんですね。
トリュフは大きく分けて2つ、フランス産の黒トリュフとイタリア産の白トリュフです。黒トリュフはフランスの広い地域で採れるものの、白トリュフはイタリアのピエモンテ地方という限られた地域でしか採れません。その希少性が、幻の食材とされる所以となっています。
2. 白トリュフはまさに高級食材!驚きの価格
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黒トリュフよりも限られた生産地でしか採れない白トリュフは、希少価値も黒トリュフよりも高いのが特徴です。そのため、その価格に驚くことなかれ。黒トリュフが1キロ50万円だとすると、白トリュフは150万円と3倍のお値段。レストランでお皿にちょこっと乗せてもらうだけでも、追加価格で思わず数えたくなりますね。
また、トリュフの成分の80%近くは水分でできており、日々乾燥してしまうので軽くなって独特の香りも飛んでしまいます。さらに白トリュフは生で食すのが最高と言われており、その鮮度が保たれるのは、掘り出してからせいぜい2週間程度だそうです。
3. 白トリュフが食べられるお店
■リストランテ フィオレンツァ(東京・銀座)
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リストランテ フィオレンツァは、3年連続ミシュランに選出された実力のある名店です。こちらで頂けるのは、ポーチドエッグとアルバ産白トリュフ。毎年1~2ヵ月程度しか旬の季節がない希少な白トリュフの香りを、存分に楽しめます。
住所:東京都中央区京橋3-3-11 京橋サウス 1F
電話番号:03-6425-7208
アクセス:京橋駅から徒歩3分
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食べログ リストランテ フィオレンツァ
■かわむら(東京・銀座)
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カウンター8席という小さな店構えながら、食通が集うステーキの名店として名高いかわむら。こちらでは、ワインにどっぷりと白トリュフを削ったメニューまで。小さなお店なので、白トリュフの香りが店中に充満するそうです。
住所:東京都中央区銀座7-3-16 東五ビル 1F
電話番号:03-3289-8222
アクセス:銀座駅より徒歩約5分
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食べログ かわむら
4.まとめ
超高級食材、白トリュフの特集はいかがでしたか?一生に一度食べられるかどうか、という幻の一品ですが、ここまで読んでしまうとぜひ口にしてみたいもの。毎年イタリアでトリュフ祭も行われ、本場では少々お安く口にできるんだとか。思い切ってイタリアに飛んでみるのも手かもしれませんね。
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