日々美味しいものに目がない!というエンゲル指数高めの皆さん、高級食材をいくつ知っていますか?日本と海外の高級食材から、ちょっとリッチな高級食材を使ったレシピもご紹介します。
1.日本の高級食材3選
■和牛
出典:http://livecuriouslymag.com
日本が世界に誇る高級食材の代名詞といえば和牛。「wagyu」や「wagyu beef」と言われ、日々食通たちを唸らせています。松坂牛や近江牛、米沢牛と耳にしたことのあるブランド牛がありますが、その原点の多くは但馬牛という銘柄牛。兵庫県の但馬地方で生まれた牛は、全国でブランド牛を育てる肥育農家に引き取られていき、それぞれのブランド牛に育てられています。松坂牛は三重県、神戸牛は兵庫県、近江牛は滋賀県と銘柄によって育てられる地域・気候・食材も変わります。異なる環境で育てられるなかで、脂や肉に違いのある牛が生まれていくのです。
■のどくろ
出典:http://r.gnavi.co.jp/
超高級魚として知られるのどくろは、対馬沖から山陰地方で水深約100mの場所で獲れる体長20~30cmほどのスズキ目の魚。口を開いてのどを開けると真っ黒であることから、のどくろ・のどぐろと呼ばれ親しまれています。年中脂がのった白身魚のため、特産の北陸地方では「白身のトロ」と比喩されることも。煮つけや焼き魚にして食べると絶品です!
■夕張メロン
出典:http://pikkumei.net
北海道の名産として名を馳せる夕張メロン。明治中期より炭鉱で栄えた歴史を持つ夕張市の農家たちが、丹精を込めて1つ1つ栽培する夕張メロンは、とろけるような凝縮した甘みが詰まった、まさに果物の王様です。2玉250万円で落札されるなど、その値段も王様級。夕張メロンの果肉を使ったゼリーもおすすめです。
2.海外の高級食材5選
■トリュフ
出典:https://www.gourmetfoodstore.com
世界の高級食材として、おそらく誰もが真っ先に思いつくのが「世界の三大珍味」。トリュフは一生を地下で過ごすキノコで、熟れてくるとその芳香な香りで他の動物に自分の存在を知らせます。その熟成された香りこそが、私たちが大金をはたいて手に入れたい宝。トリュフには黒トリュフと白トリュフの大きく分けて2種類あり、イタリアを原産とする白トリュフは黒トリュフの3倍の価格が付けられることもあります。
■フォアグラ
フォアグラとは、ガチョウやカモの肝臓を人工的に肥大化させたフランスが名産の食材。フランスではクリスマスの時期の家庭料理として頻繁に食べられています。世界三大珍味のひとつでありながら、最近ではレストランで良心的なお値段で食べることができるようになりました。しかし、フォアグラの生産方法が動物虐待という見方もあり、一部の国では生産・輸入反対の動きも出ています。
■キャビア
出典:http://www.thelovelyplanet.net
カスピ海沿岸の名産とされてきたキャビア。古代魚であるチョウザメからとれるキャビアですが、1つのチョウザメからキャビアをとるためには約20年を要します。しかし今日ではキャビアの希少価値による乱獲により、天然のチョウザメは絶滅の危機にまで瀕してしまいました。現在では各国でチョウザメの養殖が行われており、日本でも宮崎県や愛媛県で養殖キャビアが誕生しています。
■ロバのチーズ
出典:http://www.2tout2rien.fr
実は世界で最も高級なチーズは、ロバの乳からつくられるチーズなのです。ロバから生乳が搾れるのは、妊娠中から出産後の10ヵ月に1日200mlのみ。手のひらにちょこっと乗るサイズで7,000円とラグジュアリー。また、ロバの生乳は脂肪分が少ないためボソボソとした感触、その味は塩気が強くワインよりもビールがあうかも?という声もあります。
■サフラン
出典:http://www.mindbodygreen.com
サフランライスなど料理の色付けや風味付けのため、昔から親しまれてきたサフラン。球根植物で薄いパープルの花をつけるサフランの、その雄しべがスパイスとして利用されてきました。すべて手作業で収穫され、採取される量がとても少ないため、高級食材として希少価値があるのです。最高品質とされるイラン産のサフランは、たった5gで3,000円近くもする製品もあります。
3.日本と海外の高級食材を贅沢に使ったおすすめレシピ
■ロッシーニ・バーガー
これぞ究極の高級グルメバーガーと呼べるのが、和牛・フォアグラ・トリュフのコンボで奏でるロッシーニ・バーガー。ロッシーニとは、牛ヒレ肉の上にフォアグラを乗せ、その上にトリュフのスライスを飾ったもの。今回は和牛をハンバーグにアレンジしたレシピをご紹介します。
用意するもの(1人分)
・和牛ミンチ 80g
・玉ねぎ 1/4個
・にんにく 1片
・パン粉 30g
・卵 1個
・塩 少々
・コショウ 少々
・小麦粉 大さじ1
・フォアグラ 50g
・トリュフ 少々
・バンズ 1個
・デミグラスソース お好みで
作り方
①玉ねぎ・にんにくはみじん切りにし、フライパンで炒める。
②ボウルに和牛ミンチ、冷ました①、パン粉、卵、塩、コショウを入れ、ぐるぐるとフォークで混ぜ合わせる。
③②を手に乗せ、形を整えたら10回ほど交互の手に飛ばし、空気抜きをする。
④平べったいお皿に小麦粉の半量を敷き、その上に③を乗せる。小麦粉の残りの半量をハンバーグに薄くふりかける。
⑤油を敷き、ハンバーグを焼く。
⑥油を敷き、フォアグラを焼く。
⑦バンズを真ん中で割り、オーブントースターなどで焼き色がつくまでこんがり焼いておく。
⑧バンズにハンバーグ、フォアグラ、トリュフの順で盛り付け、デミグラスソースをかけて完成。
4.まとめ
日本と海外の高級食材と、その食材を組み合わせた贅沢レシピをご紹介しましたが、いかがでしたか?運が良ければ本物の味を食べられるかも?その味わいにぜひ酔いしれてみてはいかがでしょうか。
Tags: キャビア トリュフ フォアグラ