キャビアと言えば黒い真珠と謳われる高級食材ですが、海のグリーンキャビアをご存知でしょうか?沖縄にいったら食べてみたいグリーンキャビアと、沖縄ならではの食材について見ていきましょう。
1.海のグリーンキャビアとは
グリーンに輝く「海のグリーンキャビア」とは、沖縄の特産品の海ぶどうのこと。まるでキャビアのような粒と美しい緑色で、海のグリーンキャビアと呼ばれています。
海ぶどうは沖縄本島や宮古島などに生息する、海藻の一種。くびれたような形状をしていることから、和名ではクビレヅタと呼ばれ、昔から沖縄では珍味として食べられてきました。
海ぶどうにはカルシウムやマグネシウム、鉄などのミネラル、さらに美容効果の高いビタミンAやB2も多く含まれています。さらに食物繊維が豊富で、100gで4kcalのみ。また、海ぶどうに含有されるカウレルパラセモサエキスという成分は、紫外線や加齢で低下したお肌の新陳代謝をアップさせる効果が期待できます!
海ぶどうにさっとポン酢をかけて食べれば、沖縄の美しい海の景色が目の前に広がりますよ!
2.沖縄のおすすめな食材とは
沖縄には名物・特産品がいっぱい!沖縄にいったらぜひ食べておきたいおすすめ食材をご紹介します。
◇島らっきょう
塩漬けにしても天ぷらにしても絶品なのが、沖縄の島らっきょう。本土で栽培されるらっきょうに比べ、玉の大きさが小ぶりなのが特徴です。島らっきょうのピリっと辛い成分は、玉ねぎにも含有されるアリシンというもので、血液サラサラ効果が抜群です。
◇島人参
沖縄の方言ではチデークニ=黄色い大根と呼ばれる、沖縄の在来種の島人参は、細長くゴボウのような見た目。沖縄では薬膳料理に使われることが多く、島人参ならではの爽やかな香りが鼻を抜けます。
◇もずく
ぬるっとしたテクスチャーとシャキシャキの歯ごたえが特徴の、海藻類に分類されるもずく。実は沖縄県はもずくの全国シェア99%を誇っています。低カロリーでダイエット食としても大人気のもずくですが、美容効果や健康のためにもぜひ食べたい食材。ヌメヌメ成分のフコイダンは、血中コレステロール値の低下、がん予防、免疫力向上、抗酸化効果によるエイジングケアが期待できます。
3.訪れてみたい沖縄のホットスポットとは
◇海ぶどう狩り
海のグリーンキャビアをご紹介した後は、やっぱり海ぶどう狩りは外せないスポットです。沖縄の海ぶどう狩りは、台風の影響を避けるために冬が盛ん。旅程が合う方はぜひ、採れたての海の幸をその場で味わってみてはいかがでしょうか?
◇美ら海水族館
沖縄の人気観光スポットとして、国内外から多くの人が訪れる美ら海水族館。ショーも人気ですが、7500立方メートルの巨大な水槽「黒潮の海」では、マンタやジンベイザメが泳ぐ大パノラマです。
◇首里城
1429年から1879年まで450年間、朝鮮半島や日本などのさまざまな国と交易をして発展した、琉球王国の中心。太陽に照らされ、まぶしいほどに色鮮やかな色彩のお城は世界遺産に指定されています。
4.まとめ
海のグリーンキャビア、海ぶどうについて、さらに沖縄の食材や訪れたいホットスポットまでご紹介しました。日本のようで日本とは違う文化を持つ沖縄の、美味しい食材と素敵なスポットを、ぜひ食べて・見て・感じてみてはいかがでしょうか。
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