ぷちっとした歯ごたえで、口の中で弾ける食感がたまらない食材をご紹介!ぷちぷち食感が楽しい食材には、ダイエット効果や美肌効果があるものも。歯ごたえの楽しさだけでなく、積極的に摂りたい食材がいっぱいです。
1.ぷちぷち食感の食材<魚卵>
◇イクラ
ぷちぷち食感の食材と言われて最初にイクラを思い付く人も多いのではないでしょうか?島国の日本は海に囲まれ、魚卵に馴染みが深い文化を持っています。イクラが日本へ食材としてやってきたのは、1904年から始まった日露戦争がきっかけという説が。ロシアでイクラはキャビアを指しているのですが、戦時中キャビアの代用として鮭の魚卵を食べていたことで、鮭の魚卵=イクラとして日本に広まったと言われています。
◇筋子
イクラとの違いがよく比較される筋子。鮭やマスの魚卵という点は同じですが、イクラは卵ひとつひとつをバラしてあるのに対し、筋子は繋がった状態で塩漬けにされます。筋のように繋がっているから「筋」子と呼ばれるんですね。
◇数の子
ぷちぷちに加えジャリっとした独特の食感で、お正月料理にかかせない数の子。ニシンの魚卵からつくられる数の子は、ニシンが「かど」と言われることから変化。かどのこ、数の子と時代を経ていくうちに訛っていきました。
◇キャビア
名実ともに魚卵の王者にふさわしいのは、世界の三大珍味として有名なキャビア。チョウザメという古代魚の魚卵のキャビアはその希少性に加え、美容効果が期待される食材です。キャビアに豊富に含まれるビタミンB群は肌組織を活性化させ、精神の安定を図ります。また、ビタミンEは抗酸化作用があり、アンチエイジングが期待できます。
2.ぷちぷち食感の食材<スーパーフード>
スーパーフードとは一般的に、美容や健康に効果的な成分を他の食材よりも突出して含む食品のことを指しています。スーパーフードが広まったのは2000年中頃で、アメリカの医師による書籍が大反響を呼びました。モデルや有名人が美容のため、こぞってスーパーフードを好んで食べるようになったのです。
そんな美容や健康へ効果的なスーパーフードのなかでも、ぷちぷちの食感が嬉しい食材を見ていきましょう。
◇チアシード
チアシードは紀元前3500年頃より食用とされてきた、水分を含むと弾力のある食感になるシソ科アサギリ属の種子です。お腹からすっきりデトックスができる食物繊維、コレステロール値を下げる不飽和脂肪酸、アンチエイジングに効果的なセレニウムやポリフェノールなどの抗酸化物質を多く含んでいます。さらに植物としては珍しい12種類ものアミノ酸、ビタミンB群を含み、まさに奇跡の食材と言われています。
◇キヌア
南米のアンデス地方が原産のキヌアは、穀物のような見た目をしたホウレン草の仲間です。歌手のビヨンセが25kg以上の減量に成功したことや、NASAも注目するスーパーフードで、タンパク質の割合が高く、不飽和脂肪酸を多く含み、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄、食物繊維、さらにビタミン群を含有しています。貧血や血栓予防、生理時のPMSを緩和させるなど、含有する栄養素が豊富なため、さまざまな効果が期待できます。
◇アマランサス
紀元前5000年頃より南米で栽培されてきたアマランサスは、日本でも実は江戸時代末期に赤粟として栽培されていたことのある疑似穀物。キヌアと同等の栄養価を持つため、比較されることもしばしば。キヌアより優れている点は、鉄分、カルシウム、亜鉛の含有率が高いところ。ご飯と一緒に炊いたり、スムージーに入れることでぷちぷちの食感を楽しめます。
3.ぷちぷち食感の食材<その他>
◇とんぶり
「畑のキャビア」と呼ばれるとんぶりは、掃除をするときに使うほうきの原料とされていたほうき草の、実の部分のこと。食物繊維やビタミンA、Eを多く含むため、腸内環境を整えたり抗酸化作用が期待でき、美容にも効果的です。
◇フィンガーライム(キャビアライム)
オーストラリア原産のフィンガーライムは、キャビアライムやブッシュキャビアとも呼ばれる、実の部分がキャビアのようにぷちぷちとした果実。赤やピンク、イエローなどカラフルな実を付けます。需要に比べ供給が少ないため、高級レストランで使われる食材です。
4.まとめ
ぷちぷちの食感がたまらない食材を、魚卵からスーパーフードまでご紹介しましたが、いかがでしたか?ダイエットや美容にもぴったりの食材も多く、注目度が高いものばかり。ぜひ素敵な体を目指して取り入れてみてはいかがでしょうか。
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