神秘的に輝く海からの贈り物、キャビア。皆さんキャビアをどうやって食べていますか?実はキャビアの食べ方の極意はキャビアを食べるためだけに作られた専用スプーンを使うことなんです。
1.キャビアの贅沢な食べ方
超高級食材のキャビアは、シーラカンスと同じ古代魚の仲間、チョウザメの魚卵を塩漬けにした珍味。とろける滑らかな舌触りで、古くから世界中の王やセレブを虜にしています。中国ではチョウザメの身をエンペラーフィッシュと呼び、ヨーロッパではロイヤルフィッシュと尊ばれてきました。
カナッペにしてパーティーで振る舞ったり、キャビア丼としてご飯の上にキャビアを贅沢に盛り付けて食べるなど、キャビアにはいろんな食べ方があります。でも、キャビア本来の味わいを視覚・嗅覚・味覚・触覚で楽しむには、調理する必要なんてありません。その極上の食べ方とは、スプーンですくって口に含むこと。これぞ、キャビアの豊かな味わいを最もシンプルに楽しむ方法なのです!
2.キャビアには専用のスプーンが必要
キャビアを最も美味しく食べられる方法は、スプーンですくう食べ方。しかしどんなスプーンでも良いのではなく、その味わいを損なわないために、キャビア専用に作られたスプーンを使うことが必要なのです。
キャビアの醍醐味は、海の香りを含む繊細な味。私たちが普段使っているのは金属製のスプーンが多いでしょう。特に銀製のスプーンはイオンの香りがキャビアに移り、キャビアの風味を台無しにしてしまいます。
そこでキャビアを食べる際におすすめなのは、日本では北海道から千葉の房総半島まで生息する白貝で作られたスプーン。また、水牛の角や磁器を素材にキャビア用スプーンを製造しているメーカーもあります。
その他には、あまり持っている方はいないかもしれませんが、金製のスプーンもおすすめ。金は立派な金属ですが、キャビアの成熟度や品質を調べるために、製造過程で金のボールを置いて浮き沈みなどをチェックしているのです。
ぜひキャビアを手に入れる際は、一緒にキャビア専用スプーンでより美味しく味わってみてはいかがでしょうか?
3.他にもあった!専用のスプーンで美味しく食べられるものたち
◇はちみつ
はちみつって普通の形のスプーンですくうと、どうしても液が切れずに垂れてしまうものですよね。でもはちみつ専用スプーンを使えば、いつもの悩みも解消!欲しい分だけさっと使えて、ぽたぽたと落ちないのでテーブルを汚す心配もありません。
◇納豆
納豆をお箸でかき混ぜるのは良いですが、箸の先端のねばねばが他のお皿に付いたりするのは嫌なもの。納豆のねばねばがくっつきにくいセラミック加工のスプーンなら、混ぜた後もスプーン自体が綺麗。さらに、スプーンにくびれがあるので、お皿に引っかけやすくなっています。
◇アイスクリーム
スーパーなどでもらう木製やプラスチック製のアイス用スプーンって、今すぐ食べたいのにアイスが固いとなかなか食べられませんよね。そんな悩みを解消して、美味しくアイスを食べられるのがアルミニウム製のアイス専用スプーン。アルミニウム製なので体の伝導熱を利用し、アイスをとろん、と溶かしながらすくえます。
4.まとめ
出典:https://www.onlyfinefoods.com
キャビアを専用スプーンで食べる美味しさと、他の身近な食材の専用スプーンについてご紹介しましたが、いかがでしたか?ナイフとフォークに魚料理用、肉料理用があるように、スプーンも専用のもので食べると美味しさ倍増です!
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