日本人の食卓に欠かせない豆腐に、高級食材のキャビア!?驚きの組み合わせですが意外にマッチ。和のおもてなしに参考にしたい、豆腐を使ったキャビアレシピをご紹介します。
1.和のおもてなし。小鉢を使ったおもてなし定番料理
出典:https://oceans-nadia.com/user/23937/recipe/135433
日本の食卓は欧米に比べると小皿が多いのが特徴ですよね。ご飯・味噌汁・主菜・副菜・漬物など、少しずついろいろな食品から栄養を摂るのが和食のスタイル。最近は忙しい人に人気の作り置きおかずメニューを載せたレシピが豊富ですが、中を開くと定番の和食の小鉢メニューがずらり。小鉢メニューは時短のためにもおもてなしのためにも、ぜひ覚えておきたいメニューばかりなんです。
◇蓮根のきんぴら
蓮根のきんぴらは、食物繊維をたっぷり含んでお通じも抜群。フライパンで炒めるだけで完成するので手間いらず!
◇ひじきの五目煮
カルシウムが牛乳の12倍、食物繊維がゴボウの7倍、マグネシウムがアーモンドの2倍も含まれているひじきを使った五目煮は、体をメンテナンスしてくれる昔の人たちの知恵が詰まった一品。
◇小松菜の煮びたし
ビタミンやカルシウムをたっぷり含んだ小松菜の煮びたしはまさに家庭の味。グリーンスムージーのトレンドで小松菜を使う方もいると思いますが、日本人は昔からきちんとバランス良く食材を摂っていたんですね。
2.豆腐キャビアの絶品レシピ3選
◇豆腐チーズとキャビアの南部せんべいカナッペ
出典:http://recipe.suntory.co.jp/recipe/005147
キャビアの定番カナッペを、岩手県の名産南部せんべいを使って和風にアレンジ!絹ごし豆腐とクリームチーズを使ったなめらかなクリームで、キャビアのぷちぷち食感と海の香りともお似合いです。大葉を敷いて日本の味覚とのマリアージュが楽しめる一品!
大葉は抗酸化作用が高く、免疫力の向上によって花粉症などのアレルギー対策も期待できます。さらに血液をサラサラにする作用があり、紫蘇ジュースとして飲用されることもある健康食材です。
<材料(4人分)>
・豆腐 半丁
・クリームチーズ 50g
・キャビア 大さじ2
・南部せんべい 4枚
・大葉 4枚
<作り方>
①豆腐とクリームチーズをなめらかになるまで混ぜ合わせる。
②南部せんべいに大葉・豆腐とクリームチーズのクリーム・キャビアの順に乗せて完成!
◇厚揚げのキャビア乗せ
出典:http://chubbyhubby.net/restaurants/bam-tapas-sake-bar-cacophony-colour-flavour/
厚揚げをカリッと焼き、甘めのタレを少しだけかけた一品。キャビアの塩味で味付けをしっかりしなくても、厚揚げの美味しさが十分引き立ちます。飾りにはインゲンを使用していますが、三つ葉など他の緑野菜でアレンジしても良いでしょう。
また、厚揚げは木綿豆腐に比べてタンパク質は5倍、鉄分3倍、カルシウム2倍と栄養満点の食材と必見です。
<材料(4人分)>
・厚揚げ 1丁
・キャビア 大さじ2
・インゲン 4本
・醤油 大さじ1
・酒 大さじ1
・砂糖 大さじ1
<作り方>
①厚揚げは8等分にしてフライパンかオーブントースターでカリッとするまで焼く。
②インゲンは熱湯でゆがき、斜め切りにする。
③①の厚揚げに醤油・酒・砂糖を混ぜたタレをかける。
④厚揚げにキャビア・インゲンを飾って完成!
◇豆腐アイス~キャビアとともに~
出典:http://www.takazawa-y.co.jp/gallery/page/2/
豆腐を使った手作りアイスで、素敵なおもてなしデザートはいかが?トッピングには胡麻をたっぷり使用。胡麻はさまざまな栄養素をぎゅっと詰めた健康食材として名高いですよね。抗酸化作用やコレステロール値の低下、便通の改善、カルシウムで精神バランスを保つ役割も期待できます。
<材料>
・豆腐 1丁
・豆乳 200ml
・砂糖 大さじ5
・バニラエッセンス 少々
・キャビア 大さじ2
・黒胡麻 大さじ3
・白胡麻 大さじ3
<作り方>
①豆腐・豆乳をミキサーに入れ、なめらかになるまで混ぜる。
②①に砂糖、バニラエッセンスを入れてざっくり混ぜる。
③②を冷凍庫に入れて約1時間、固まるまで待つ。
④冷凍庫から取り出したら、再度ミキサーで混ぜる。このとき混ぜすぎないように様子を見て、適度な固さになったらストップしましょう。
⑤豆腐アイスクリームをお皿に乗せ、キャビアを盛る。
⑥すり鉢ですった黒胡麻・白胡麻を飾りつけてできあがり!
3.豆腐はアレンジ自在!豆腐に合う薬味5選
◇大葉
紫蘇とも呼ばれる大葉は、6月~9月が旬の薬味。いろいろな栄養素をバランス良く含み、抗酸化作用が高いことからも古くから薬用として使用されてきました。
◇生姜
2~3世紀頃に中国から伝来した生姜。生姜には3大成分と呼ばれるジンゲロール・ジンゲロン・ショウガオールがあり、それぞれ血行改善や抗酸化作用、新陳代謝の促進などが挙げられます。
◇ミョウガ
ミョウガは生姜に近い種類の食材で、日本や中国・台湾などのアジアのみで利用されています。ミョウガは冷えやむくみの改善、ホルモンバランスを整える作用、アンチエイジングや目の疲れに最適です。
◇三つ葉
茶碗蒸しやおすましなど和食に欠かせない三つ葉は、高血圧に効果的なカリウム、動脈硬化予防に最適なカロテンなどを豊富に含んでいます。また、皮膚の健康維持など添えるだけで美容効果を期待できます。
◇小ネギ
風邪を引いたときの特効薬として使われていたネギは、血液サラサラ効果や疲労回復効果、殺菌効果などが期待できます。ネギの成分のひとつである硫化アリルは、カットしてから時間が経つと消えてしまうため、調理は食べる前が最善だそうです。
4.まとめ
和のおもてなしにぴったりの豆腐とキャビアのレシピをご紹介しましたが、いかがでしたか?日本の伝統食材の豆腐と、海の幸のキャビアは相性抜群。お家パーティーなどのおもてなしに、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか?